Moliseはあまりにも過小評価され、忘れられがちな州だ。1963年に「Abruzzi e Molise」州が分離して誕生した、イタリアで最も新しい州のひとつである。州都はCampobassоとIserniaの2つのみで、Valle d'Aostaに次ぐイタリア第二の小州でもある。
丘陵地帯と山岳地帯が均等に広がり、その間には荒々しく息をのむような絶景が随所に広がっている。ワイン産地としてはまだあまり知られていないが、昼夜の寒暖差や気候条件において、大きなポテンシャルを秘めた戦略的な立地にある。
今回ご紹介するワインはCampomarino近郊、「Ramitelli」という集落に由来する。Ramitello RossoはBiferno Rosso D.O.C.であり、その名称はこの州の大地を潤す川の名前に由来している。生産者は、この地域を代表するワイナリーのひとつ、De Majo Noranteだ。
このファミリーは1800年代からワインを生産し、LuigiそしてAlessioの代に大きく発展してきた。Ramitelloは、隣接する州に代表的な品種であるMontepulciano 80%とAglianicoから造られる。
果皮とともに約1ヶ月間マセレーションを行い、その後小樽のオーク樽と一部ステンレスタンクで熟成させ、さらに約6ヶ月間瓶内熟成を経てリリースされる。
これから注ぐのは、複数のヴィンテージにわたりさまざまな業界権威から賞を受賞した、あのMolise生まれのワインだ。今回はヴィンテージ2010を試飲している。
色調は紫がかった反射を帯びた深みのあるルビーレッド。香りは力強く明快!スパイス、コショウ、トースト香、下草のアロマ、そしてレザー、プラム、リコリスが力強く感じられる。
口中では、心地よく繊細でエレガントなタンニンが舌をなでるように広がり、その後ボディが続く。想像していたよりやや軽めだが、それでも十分に心地よい。良好な酸味があり、特筆すべきは12〜14秒に及ぶ余韻の長さだ。parmigiana di melanzaneを添えたビステッカと合わせたが、あらゆるグリル肉やソースたっぷりの料理にも幅広くお勧めできる。
こんなにも多様であるイタリアに感謝を、そして小さくも偉大なMoliseに感謝を!





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